Terumiu
Assessment

読解力診断(長文推論) Vol.2

1 セクション16 問

読解力を、主旨把握・細部理解・含意推論・意図構成の4サブスキル16問で数値化。短い文章を読んで答え、正誤採点で総合スコアと到達レベルを判定し、サブスキル別の到達度、設問ごとの正誤と解説、強み・伸びしろ、学習ステップを提示します。

【Vol.2】新しい16問セット。主旨把握・細部理解・含意推論・意図構成の4つのサブスキルを、短い文章を読んで答える16問で測る読解力テストです。正誤を採点して総合スコアと到達レベルを判定し、サブスキル別プロファイル、設問ごとの正誤と解説、強み・伸びしろ、学習プランを表示します。所要5〜8分。

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この診断で何が分かるか

テスト結果

16問の正誤から判定した到達レベル

01
習熟レベル
PROFICIENT

本文に根拠を置いて、主旨も細部も含意も安定して読み取れています。

02
発展途上レベル
DEVELOPING

読解の土台はあります。本文に戻って確かめる習慣を整えると伸びます。

03
基礎固めレベル
EMERGING

まずは本文に戻る習慣から。根拠を指さす練習で読解は安定します。

結果レポートの例

PROFICIENT

習熟レベル

本文に根拠を求めて読み解く力が安定しています。主旨も細部も、落ち着いて押さえられています。

合格
総合スコア
100/ 100
正答数
16/ 16
上位
95%ile
正答率
100%

総合スコアと合格ライン

合格ライン 70
100

能力領域プロファイル

能力領域ごとのあなたのスコア(100点満点)

領域別の詳しい分析

文章全体が最も伝えたい中心的な考えをつかむ力です。個々の例に引きずられず、全体を貫く一文にまとめられると安定します。

文章に書かれている具体的な事実を正確に読み取る力です。本文の記述と選択肢を丁寧に照らし合わせると誤りが減ります。

直接は書かれていないが、本文から確かに導ける含みを読み取る力です。「ありえる」推測と「本文が支える」推論を区別することが要点です。

筆者が何のために書いたか、文章がどう組み立てられているかを見抜く力です。例や対比が果たす役割に注目すると読み取りやすくなります。


あなたの強み

文章全体の中心となる考えを、個々の例に流されずにつかめています。

本文の記述と選択肢を照らし合わせ、根拠のある答えを選べています。

時間内に最後まで集中して読み通せています。

次の挑戦

全問正解、お見事です。次はより長く、論の入り組んだ文章に挑戦してみましょう。

制限時間を短く設定し、速く読みながら要点を外さない練習をしましょう。

読んだ文章の主旨を一文に要約し、人に説明できるレベルまで深めましょう。

詳しい分析

この診断は読解力をいくつかのサブスキルで測ります。あなたは習熟レベルに到達し、本文を根拠に読み解く力が安定しています。どのサブスキルが得意か・伸びしろかは、上のプロファイルと設問ごとの正誤でそのまま確認できます。取りこぼした設問があれば、その解説で「本文のどこがその答えを支えているか」をたどり直すと、次は満点が狙えます。印象や思い込みではなく、常に本文に戻る姿勢を保ちましょう。


設問の解説

Q1

木の葉は夏のあいだ、緑色をしている。これは葉の中にある緑色の色素が、日光を受けて栄養をつくっているからだ。秋になり気温が下がると、この緑色の色素が分解され、かくれていた黄色や赤の色があらわれる。こうして葉は紅葉していく。 この文章の主旨として最も適切なのはどれ?

正解: C) 緑色の色素が分解されることで、葉は紅葉する。

文章は、緑色の色素が栄養をつくること、秋にそれが分解されて黄や赤があらわれることを述べ、紅葉の仕組みを説明しています。よって主旨はC。Aは本文と矛盾、B・Dは本文に述べられていません。

Q2

ペンギンは鳥のなかまだが、空を飛ぶことはできない。そのかわり、翼をひれのように使って水の中をすばやく泳ぐ。厚い脂肪の層が、冷たい海でも体温をたもつのに役立つ。陸の上ではよちよちと歩くが、水中では見ちがえるほど身軽だ。 文章によると、ペンギンは翼をどのように使うか?

正解: B) ひれのように使って水中を泳ぐ。

本文に「翼をひれのように使って水の中をすばやく泳ぐ」と明記されています。よってB。空は飛べない(A)、体温をたもつのは脂肪(C)、Dは本文にありません。

Q3

台所に入ると、あまく香ばしいにおいが立ちこめていた。オーブンからは、ふくらんだ生地がこんがりと色づいて見えた。テーブルには小麦粉のふくろと、卵のからがいくつか置かれていた。時計はちょうど三時を指していた。 この場面から最も強く読み取れることはどれ?

正解: D) だれかがお菓子かパンを焼いている。

あまく香ばしいにおい、オーブンでふくらんで色づく生地、小麦粉や卵のからという描写は、菓子やパンを焼いている場面を強く示します(D)。スープ(A)は矛盾、B・Cは本文に根拠がありません。

Q4

外出から帰ったら、まず手を洗いましょう。手には目に見えない汚れやばい菌がついていることがあります。石けんをよく泡立て、指の間や爪のまわりも二十秒ほどかけて洗うと、汚れが落ちやすくなります。こうした習慣が、かぜなどの予防に役立ちます。 この文章を書いた人の主な目的はどれ?

正解: A) 正しい手の洗い方を読者にすすめること。

文章は手洗いをすすめ、泡立て方や時間まで具体的に助言し、予防に役立つとまとめています。目的は手洗いのすすめ(A)。石けんの香り(B)、かぜの歴史(C)、水道料金(D)は本文にありません。

Q5

むかしの人は、遠くの相手に用件を伝えるのに何日もかけて手紙を運んだ。やがて電話が生まれ、声で即座に話せるようになった。今ではメッセージや映像を、世界のどこへでも一瞬で送れる。伝える手段は時代とともに速く、手軽になってきた。一方で、あまりに多くの情報が行きかい、本当に大切な連絡を選び取る難しさも生まれている。 この文章が最も伝えたいことはどれ?

正解: B) 伝える手段は速く手軽になったが、情報の多さという新たな難しさも生じた。

文章は手紙・電話・現代の通信と手段の進歩をたどり、速く手軽になった利点と、情報過多という難しさの両面を示しています。よって主旨はB。A・C・Dは本文にない断定です。

Q6

植物は、日光と水と二酸化炭素を使って自分の栄養をつくる。この働きを光合成という。葉の中でつくられた栄養は、くきを通って根や実へと運ばれ、成長や実りに使われる。このとき、副産物として酸素が空気中に放出される。私たちが呼吸に使う酸素の多くは、こうして植物から生み出されている。 文章によると、光合成のときに空気中へ放出されるものは何か?

正解: C) 酸素

本文は「副産物として酸素が空気中に放出される」と明記しています。よってC。二酸化炭素は使う側(A)、水も材料(B)、栄養は運ばれるもの(D)で、放出されるのは酸素です。

Q7

図書室に新しく「静かに話してよい席」が設けられた。それまで話し声を注意されがちだったグループ学習の生徒が、そこに集まるようになった。すると、以前は本を読みに来ても落ち着かないと言っていた生徒から、「前より集中できる」という声が聞かれるようになった。席の利用希望は日に日に増えている。 この文章から最も無理なく読み取れることはどれ?

正解: A) 話す席を分けたことで、静かに読みたい人の環境も改善した可能性が高い。

話してよい席にグループ学習の生徒が移った後、読みに来る生徒が「前より集中できる」と述べ、利用も増えています。話す人と読む人の場を分けたことで双方の環境が改善した可能性が高いと読めます(A)。B・C・Dは本文に根拠がありません。

Q8

山で道に迷ったら、やみくもに動き回ってはいけない。体力をむだに使い、かえって遭難の危険が高まるからだ。まず立ち止まって、来た道を思い返そう。分からなければ、その場にとどまり、笛や明るい色の布で自分の居場所を知らせよう。日が暮れる前に、風を防げる場所を確保することも大切だ。 この文章の主な目的として最も適切なのはどれ?

正解: D) 道に迷ったときにとるべき行動を読者に指示すること。

文章は「動き回るな」「立ち止まれ」「居場所を知らせよ」「風を防げる場所を確保せよ」ととるべき行動を順に指示しています。目的は行動指示(D)。景色(A)、道具紹介(B)、統計(C)ではありません。

Q9

かつて多くの都市では、川はごみや排水で汚れ、魚の姿も消えていた。人々が排水をきれいにする仕組みを整え、川岸のごみを片づける活動を続けると、水は少しずつ澄んでいった。やがて魚がもどり、鳥も集まるようになった。一方で、こうした回復には長い年月と多くの人の手間がかかることも、あらためて知られるようになった。 この文章が全体として述べていることはどれ?

正解: C) 人の手による取り組みで川はよみがえったが、それには長い時間と労力がかかる。

文章は、排水処理やごみ清掃という人の取り組みで川がよみがえった過程を述べ、同時に回復には長い年月と手間がかかると示し、両面をまとめています。よって主旨はC。Aは「放っておけば」が本文と矛盾、B・Dは本文にない断定です。

Q10

空が青く見えるのには理由がある。太陽の光にはさまざまな色が混ざっているが、空気の細かい粒に当たると、青い光はほかの色より強く四方へ散らばる。この散らばった青い光が空いっぱいに広がるため、昼間の空は青く見える。夕方、太陽が低くなると光は長く空気を通り、青い光は散り切ってしまうので、赤い光が残って空は赤くなる。 文章によると、昼間の空が青く見えるのはなぜか?

正解: D) 青い光がほかの色より強く四方へ散らばるから。

本文は「青い光はほかの色より強く四方へ散らばる」ため空いっぱいに広がり青く見えると説明しています。よってD。空気が青い(A)、光が青だけ(B)、海の反射(C)はいずれも本文に反するか述べられていません。

Q11

ある工場では、機械が古くなり、月に何度も突然止まって作業が滞っていた。思い切って古い機械を新しいものに入れかえたところ、その後は急な停止がほとんどなくなった。生産できる量が安定し、残業して遅れを取りもどす必要も減ったという。 この経験から最も無理なく言えることはどれ?

正解: B) 老朽化した機械の入れかえが、突然の停止を減らすのに役立った可能性が高い。

古い機械が頻繁に止まっていたが、入れかえ後に急な停止がほぼなくなり生産も安定したという流れから、入れかえが停止の減少に役立った可能性が高いと読めます(B)。Aは矛盾、Cは因果の取り違え、Dは本文に根拠がありません。

Q12

「なぜ宿題をやっていないの」と問いつめると、子どもは言い訳や黙りこみで身を守ろうとし、対話は閉じてしまう。同じ場面でも「どこでつまずいたのか、いっしょに見てみようか」と声をかければ、子どもは事情を話しやすくなる。問いの立て方ひとつで、相手が心を開くか閉じるかは大きく変わる。 この文章で筆者が「なぜ宿題をやっていないの」という例を挙げた意図はどれ?

正解: C) 問いつめる言い方が対話を閉じてしまうことを示すため。

筆者はこの言い方を、子どもが身を守り「対話が閉じてしまう」悪い例として示し、直後によりよい声かけと対比しています。意図はC。宿題の量(A)や教え方(B)の話ではなく、すすめている(D)のでもありません。

Q13

睡眠は、ただ体を休めるだけの時間ではない。眠っているあいだ、脳はその日に得た情報を整理し、必要な記憶を定着させ、不要なものを取り除いていると考えられている。十分な睡眠をとった人は、学んだことをよく覚え、集中力も保ちやすい。逆に睡眠が足りないと、記憶や判断の働きが鈍り、体調そのものにも影響が出る。だから睡眠は、時間を削ってよい無駄ではなく、心と体をととのえるための積極的な働きだといえる。 この文章の主旨として最も適切なのはどれ?

正解: B) 睡眠は記憶の整理や心身の調整を担う積極的な働きであり、軽んじるべきではない。

文章は、睡眠中に脳が記憶を整理・定着させること、不足すると働きが鈍ることを挙げ、睡眠は削ってよい無駄ではなく積極的な働きだと結んでいます。よって主旨はB。Aは本文と正反対、Cは「長ければ長いほど」と言い過ぎ、Dは本文と矛盾します。

Q14

十九世紀のなかば、ある病院では出産後に高い熱を出して亡くなる母親が後を絶たなかった。ひとりの医師が、医師たちが遺体を調べた手で、そのまま出産を手伝っていることに気づいた。彼が、処置の前に手を塩素の液で洗うことを義務づけると、亡くなる母親の数は大きく減った。当時は病気を起こす微生物の存在がまだ知られておらず、彼の主張はなかなか受け入れられなかった。のちに細菌の研究が進み、その正しさが裏づけられた。 文章によると、その医師が実際に義務づけたことは何か?

正解: A) 処置の前に手を塩素の液で洗うこと。

本文は「処置の前に手を塩素の液で洗うことを義務づけると、亡くなる母親の数は大きく減った」と明記しています。よってA。薬(B)、遺体調査の中止(C)、窓(D)は本文に述べられていません。

Q15

その港町では、夕方に沖から風が強く吹き始めると、翌朝は海があれることが多いと語りつがれてきた。夕方の強い海風は、遠くで発達した低気圧が近づくときに現れやすい。低気圧が通ると、波は高くなり天気もくずれやすい。漁師たちは長い経験から、この風のようすを見て翌日の漁を控えるかどうかを決めてきた。 この文章から最も無理なく言えることはどれ?

正解: D) 夕方の強い海風は、海があれる前ぶれの手がかりとして使われてきた。

本文は、夕方の強い海風が近づく低気圧のあらわれで、その低気圧が海をあれさせると述べ、漁師がこの風を見て漁を判断してきたと説明します。よって風は前ぶれの手がかりだと読めます(D)。Aは因果の取り違え、B・Cは本文に根拠のない飛躍です。

Q16

「効率」という言葉は、いつも良いことのように響く。だが立ち止まって問いたい。何のための効率であり、その速さのなかで何がこぼれ落ちているのか、と。たとえば、会話をすべて短い要点だけで済ませる習慣は、時間を節約する一方で、ふとした雑談から生まれる信頼や新しい着想を失わせるかもしれない。効率そのものを否定する必要はない。ただ、それを絶対の物差しとせず、何を大切にしたいのかに照らして使い分ける――そこに、私たちが考えるべきことがある。 この文章における筆者の主な意図はどれ?

正解: A) 効率を絶対の基準とせず、何を大切にしたいかに照らして考えるよう促すこと。

筆者は「効率」を良いことと決めつける見方に立ち止まり、こぼれ落ちるものに目を向け、効率を絶対視せず何を大切にしたいかに照らして使い分けるよう説いています。意図はA。効率の全否定(B)でも、要点だけの会話のすすめ(C)でも、性格分析(D)でもありません。


次に取り組むこと

間違えた設問の解説で「本文のどこが正解を支えているか」をたどり直しましょう。

推論問題では、選択肢を「本文が支える/ありえるだけ/本文と矛盾」に仕分ける練習をしましょう。

制限時間付きで読み、正確さを保ったまま読解の速さを上げましょう。

本診断は読解力の傾向を測る参考情報であり、能力を保証する公的資格ではありません。

こんな方におすすめ

文章を正確に読み解く力を測りたい人、試験の長文読解や実務の読み取りを鍛えたい人。

結果の見方

総合スコアと到達レベル、4つのサブスキルプロファイル、設問ごとの正誤と解説、強みと伸びしろ、次に取り組む学習ステップを表示します。

このアセスメントは 1 セクション、16 問です。

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