前提から結論へ根拠をたどって考える、安定した推論力です。
演繹推論テスト Vol.2
演繹推論の力を、三段論法・条件対偶・順序推論・量化否定の4サブスキル16問で数値化。正誤採点で総合スコアと到達レベルを判定し、サブスキル別の到達度、設問ごとの正誤と解説、強み・伸びしろ、学習ステップを提示します。
【Vol.2】新しい16問セット。三段論法・条件対偶・順序推論・量化否定の4つのサブスキルを16問で深掘りする、演繹推論に特化したテストです。正誤を採点して総合スコアと到達レベルを判定し、サブスキル別プロファイル(レーダー)、設問ごとの正誤と解説、強み・伸びしろ、学習プランを表示します。所要5〜8分。
この診断で何が分かるか
テスト結果
16問の正誤から判定した到達レベル
推論の土台はあります。前提のつなぎ方を整えると伸びます。
論理の言葉づかいに慣れることから。図で確かめる習慣で安定します。
結果レポートの例
習熟レベル
前提から結論へ、根拠をたどって考える力が安定しています。
合格総合スコアと合格ライン
能力領域プロファイル
能力領域ごとのあなたのスコア(100点満点)
領域別の詳しい分析
「すべて/一部」を含む前提から、包含関係をたどって確実に言えることを導く力です。逆向きの主張に引きずられないことが要点です。
「もし〜ならば」の条件文を正しく扱う力です。前件肯定と対偶は妥当ですが、後件肯定・前件否定は無効だと見分けられると安定します。
「〜より大きい/速い」などの推移的な関係から、順序や配置を組み立てる力です。条件を一列に並べ直すと確実に解けます。
「すべて・一部・〜でない」の量化と否定を正確に扱う力です。否定の作用域を取り違えないことが要点です。
あなたの強み
根拠を確かめ、確実に言えることを選ぶ姿勢が身についています。
前提と結論のつながりを、落ち着いて見極められています。
時間内に最後まで集中して取り組めています。
次の挑戦
全問正解、お見事です。次はより難度の高い問題に挑戦してみましょう。
制限時間を短く設定し、速さと正確さの両立を狙いましょう。
否定・逆・対偶などの形式を、人に説明できるレベルまで深めましょう。
詳しい分析
このテストは論理的思考を複数の能力領域で測ります。あなたは習熟レベルに到達し、前提が保証する範囲を見極めて結論を選ぶ力が安定しています。各領域の得意・不得意は、上のレーダーと設問ごとの正誤でそのまま確認できます。取りこぼした設問があれば、その解説で「なぜその選択肢が正しいか」をたどり直すと、次は満点が狙えます。逆向きの誤りや過剰な一般化に引きずられないことを意識し続けましょう。
設問の解説
Q1
すべてのバラは花である。すべての花は植物である。必ず正しい結論はどれ?
正解: C) すべてのバラは植物である。
包含関係の推移です。バラ⊆花⊆植物なので、すべてのバラは必ず植物です(C)。Aは逆向き、Bは前提と矛盾、Dは限定しすぎで、いずれも保証されません。
Q2
「スイッチを入れればファンが回る」。スイッチを入れた。必ず正しいのはどれ?
正解: B) ファンが回る。
条件文の肯定式(前件肯定)です。前件「入れた」が成り立つので、後件「回る」が必ず言えます(B)。Cは後件から前件を導く誤り(後件肯定)で、この向きは保証されません。
Q3
川はプールより長い。プールは池より長い。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 川は池より長い。
「〜より長い」は推移的です。川>プール>池 より、川>池(A)。Cは逆、Bは最長が川なので誤り、Dは等しいと言える根拠がありません。
Q4
「この棚の本はすべて新品だ」の論理的な否定はどれ?
正解: D) 少なくとも一冊、新品でない本がある。
「すべてが新品」の否定は「少なくとも一冊は新品でない」(D)。A・Bは反対(すべて新品でない)であって否定ではなく、Cは元の主張と両立するため否定になりません。
Q5
すべての外科医は慎重だ。一部の講師は外科医だ。必ず正しいのはどれ?
正解: B) 一部の講師は慎重だ。
一部の講師は外科医=慎重なので、一部の講師は慎重です(B)。Aは「すべて」に強めすぎ、Cは逆向き、Dは前提と矛盾で、いずれも前提が保証する範囲を超えます。
Q6
「水を注げば芽が出る」。芽は出なかった。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 水は注がれなかった。
対偶です。「芽が出ない」→「水は注がれなかった」。もし水を注いでいれば芽が出たはずなので、出なかった以上、水は注がれていません(A)。Cは前提にない事情の推測で保証されません。
Q7
リンはメイより速い。ノアはリンより速い。メイはケイより速い。最も速いのは誰?
正解: D) ノア
ノア>リン>メイ、かつメイ>ケイ。まとめるとノア>リン>メイ>ケイ。最も速いのはノア(D)。ケイは最も遅いのでCは誤りです。
Q8
「一部の商品は割引中だ」の論理的な否定はどれ?
正解: A) どの商品も割引中ではない。
「一部は〜だ(少なくとも一つある)」の否定は「一つもない(すべて〜でない)」(A)。Bは「別の一部が〜でない」と言うだけで元と両立し、Dも同様に否定になりません。Cは反対方向です。
Q9
すべての導体は電流を通す。木材は電流を通さない。必ず正しいのはどれ?
正解: C) 木材は導体ではない。
対偶を使う三段論法です。導体→電流を通す の対偶は「電流を通さない→導体でない」。木材は電流を通さないので導体ではありません(C)。Bは逆で、導体以外にも電流を通すものはあり得るため保証されません。
Q10
「面接を通れば内定が出る。内定が出れば入社できる。」レイは面接を通った。必ず正しいのはどれ?
正解: D) レイは入社できる。
条件を二段つなげます。面接通過→内定→入社可 なので、面接を通ったレイは入社できます(D)。A・Bは前提にない選択を推測しており保証されません。
Q11
5冊が左から右に本棚に並ぶ。青は赤のすぐ右。緑は赤より左のどこか。黄は青のすぐ右。並び順として必ず正しいのはどれ?(左から右へ)
正解: B) 緑は必ず青より左にある。
左からの順序は 緑 … 赤, 青, 黄 の並びが確定します(青は赤のすぐ右、黄は青のすぐ右、緑は赤より左)。赤より左に緑があるので緑は青より左(B)。黄の右に別の一冊が来る余地があるためAは不確定、緑の左に一冊来る余地があるためCも不確定、赤と緑の間に別の本が挟まる余地があるためDも不確定です。
Q12
「このチームの全員が計画と実行の両方が得意だ」が偽だと分かった。必ず正しいのはどれ?
正解: D) 少なくとも一人は、計画か実行の少なくとも一方が苦手だ。
「全員が(計画かつ実行)が得意」の否定は「少なくとも一人は(計画かつ実行)が得意でない」=「その人は計画か実行の少なくとも一方が苦手」(D)。A・B・Cは「全員」や片方の全否定まで踏み込みすぎで保証されません。
Q13
「すべてのコウモリは鳥である。コウモリは翼を持つ。ゆえに一部の鳥は翼を持つ。」この推論の評価として最も適切なのは?
正解: A) 推論の形式は妥当だが、前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている。
三段論法の形式は妥当で、前提が真なら結論も導けます。問題は前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている点で、妥当性(形式)と前提の真偽は別物です(A)。コウモリは翼を持つのでDも誤りです。
Q14
「正会員であれば会員証を持っている」。ある人を調べると会員証を持っていた。この事実だけから必ず言えるのはどれ?
正解: C) この事実だけでは正会員かどうか決められない。
「正会員→会員証あり」からは、会員証の有無だけで正会員とは断定できません(正会員でない人にも会員証を持たせられる=後件肯定は無効)。よって決められない(C)。Aは後件肯定の誤り、Dは対偶をとり違えています(正しい対偶は『会員証がなければ正会員でない』)。
Q15
4社の売上順位について次が分かっている。「甲は乙より上位」「乙は丙より上位」「丁は甲より下位ではない」。同順位はない。1位は必ずどの社?
正解: D) 丁
甲>乙>丙(上位=順位が上)。「丁は甲より下位ではない」かつ同順位なしより丁>甲。よって丁>甲>乙>丙となり、1位は必ず丁(D)。甲は丁より下なのでAは誤り、順位は一意に定まるのでCも誤りです。
Q16
「全社員が参加した会議が(少なくとも一つ)存在する」という文の否定として最も適切なのはどれ?(作用域に注意)
正解: C) どの会議についても、参加していない社員が少なくとも一人いる。
元の文は「そういう会議が存在する(∃会議 ∀社員が参加)」という存在の主張です。その否定は「そんな会議は一つもない」=どの会議をとっても、参加していない社員が少なくとも一人いる(C)。Aは会議を一つに固定して『全員が』だけを否定したもので、『存在する』の部分を否定できていないため誤り。Bは強すぎる別の主張、Dは無関係です。
次に取り組むこと
間違えた設問の解説で「なぜその選択肢が正しいか」をたどり直しましょう。
否定・逆・対偶を区別する練習で、形式の切り替えでの取りこぼしをなくしましょう。
制限時間付きで解き、正確さを保ったまま解答速度を上げましょう。
本テストは論理的思考の傾向を測る参考情報であり、合否や能力を保証する公的資格ではありません。
発展途上レベル
推論の土台はあります。前提のつなぎ方を整えれば、一段上のスコアが見えてきます。
もう一歩総合スコアと合格ライン
能力領域プロファイル
能力領域ごとのあなたのスコア(100点満点)
領域別の詳しい分析
「すべて/一部」を含む前提から、包含関係をたどって確実に言えることを導く力です。逆向きの主張に引きずられないことが要点です。
「もし〜ならば」の条件文を正しく扱う力です。前件肯定と対偶は妥当ですが、後件肯定・前件否定は無効だと見分けられると安定します。
「〜より大きい/速い」などの推移的な関係から、順序や配置を組み立てる力です。条件を一列に並べ直すと確実に解けます。
「すべて・一部・〜でない」の量化と否定を正確に扱う力です。否定の作用域を取り違えないことが要点です。
あなたの強み
問題文を最後まで読み、選択肢を比べて考えられています。
身近な例に置き換えて、考える糸口をつかめています。
理解できた設問では、根拠をたどって正解に届いています。
伸びしろ
「すべて/一部」「〜でない」など、量や否定の言葉の扱いで迷いが出ます。
結論を急ぎ、前提が保証する範囲を超えて選んでしまうことがあります。
条件が重なると、整理が追いつかず取りこぼしが出ます。
詳しい分析
このテストは論理的思考を複数の能力領域で測ります。あなたは発展途上レベルで、推論の土台はできています。どの領域に伸びしろがあるかは、上のレーダーと設問ごとの正誤で確認できます。間違えた設問は、前提を入れ子の図に描き、「必ず成り立つ/成り立つかもしれない/成り立たない」を分けてから解説を読み直すと、同じ型の誤りが減ります。
設問の解説
Q1
すべてのバラは花である。すべての花は植物である。必ず正しい結論はどれ?
正解: C) すべてのバラは植物である。
包含関係の推移です。バラ⊆花⊆植物なので、すべてのバラは必ず植物です(C)。Aは逆向き、Bは前提と矛盾、Dは限定しすぎで、いずれも保証されません。
Q2
「スイッチを入れればファンが回る」。スイッチを入れた。必ず正しいのはどれ?
正解: B) ファンが回る。
条件文の肯定式(前件肯定)です。前件「入れた」が成り立つので、後件「回る」が必ず言えます(B)。Cは後件から前件を導く誤り(後件肯定)で、この向きは保証されません。
Q3
川はプールより長い。プールは池より長い。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 川は池より長い。
「〜より長い」は推移的です。川>プール>池 より、川>池(A)。Cは逆、Bは最長が川なので誤り、Dは等しいと言える根拠がありません。
Q4
「この棚の本はすべて新品だ」の論理的な否定はどれ?
正解: D) 少なくとも一冊、新品でない本がある。
「すべてが新品」の否定は「少なくとも一冊は新品でない」(D)。A・Bは反対(すべて新品でない)であって否定ではなく、Cは元の主張と両立するため否定になりません。
Q5
すべての外科医は慎重だ。一部の講師は外科医だ。必ず正しいのはどれ?
正解: B) 一部の講師は慎重だ。
一部の講師は外科医=慎重なので、一部の講師は慎重です(B)。Aは「すべて」に強めすぎ、Cは逆向き、Dは前提と矛盾で、いずれも前提が保証する範囲を超えます。
Q6
「水を注げば芽が出る」。芽は出なかった。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 水は注がれなかった。
対偶です。「芽が出ない」→「水は注がれなかった」。もし水を注いでいれば芽が出たはずなので、出なかった以上、水は注がれていません(A)。Cは前提にない事情の推測で保証されません。
Q7
リンはメイより速い。ノアはリンより速い。メイはケイより速い。最も速いのは誰?
正解: D) ノア
ノア>リン>メイ、かつメイ>ケイ。まとめるとノア>リン>メイ>ケイ。最も速いのはノア(D)。ケイは最も遅いのでCは誤りです。
Q8
「一部の商品は割引中だ」の論理的な否定はどれ?
正解: A) どの商品も割引中ではない。
「一部は〜だ(少なくとも一つある)」の否定は「一つもない(すべて〜でない)」(A)。Bは「別の一部が〜でない」と言うだけで元と両立し、Dも同様に否定になりません。Cは反対方向です。
Q9
すべての導体は電流を通す。木材は電流を通さない。必ず正しいのはどれ?
正解: C) 木材は導体ではない。
対偶を使う三段論法です。導体→電流を通す の対偶は「電流を通さない→導体でない」。木材は電流を通さないので導体ではありません(C)。Bは逆で、導体以外にも電流を通すものはあり得るため保証されません。
Q10
「面接を通れば内定が出る。内定が出れば入社できる。」レイは面接を通った。必ず正しいのはどれ?
正解: D) レイは入社できる。
条件を二段つなげます。面接通過→内定→入社可 なので、面接を通ったレイは入社できます(D)。A・Bは前提にない選択を推測しており保証されません。
Q11
5冊が左から右に本棚に並ぶ。青は赤のすぐ右。緑は赤より左のどこか。黄は青のすぐ右。並び順として必ず正しいのはどれ?(左から右へ)
正解: B) 緑は必ず青より左にある。
左からの順序は 緑 … 赤, 青, 黄 の並びが確定します(青は赤のすぐ右、黄は青のすぐ右、緑は赤より左)。赤より左に緑があるので緑は青より左(B)。黄の右に別の一冊が来る余地があるためAは不確定、緑の左に一冊来る余地があるためCも不確定、赤と緑の間に別の本が挟まる余地があるためDも不確定です。
Q12
「このチームの全員が計画と実行の両方が得意だ」が偽だと分かった。必ず正しいのはどれ?
正解: D) 少なくとも一人は、計画か実行の少なくとも一方が苦手だ。
「全員が(計画かつ実行)が得意」の否定は「少なくとも一人は(計画かつ実行)が得意でない」=「その人は計画か実行の少なくとも一方が苦手」(D)。A・B・Cは「全員」や片方の全否定まで踏み込みすぎで保証されません。
Q13
「すべてのコウモリは鳥である。コウモリは翼を持つ。ゆえに一部の鳥は翼を持つ。」この推論の評価として最も適切なのは?
正解: A) 推論の形式は妥当だが、前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている。
三段論法の形式は妥当で、前提が真なら結論も導けます。問題は前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている点で、妥当性(形式)と前提の真偽は別物です(A)。コウモリは翼を持つのでDも誤りです。
Q14
「正会員であれば会員証を持っている」。ある人を調べると会員証を持っていた。この事実だけから必ず言えるのはどれ?
正解: C) この事実だけでは正会員かどうか決められない。
「正会員→会員証あり」からは、会員証の有無だけで正会員とは断定できません(正会員でない人にも会員証を持たせられる=後件肯定は無効)。よって決められない(C)。Aは後件肯定の誤り、Dは対偶をとり違えています(正しい対偶は『会員証がなければ正会員でない』)。
Q15
4社の売上順位について次が分かっている。「甲は乙より上位」「乙は丙より上位」「丁は甲より下位ではない」。同順位はない。1位は必ずどの社?
正解: D) 丁
甲>乙>丙(上位=順位が上)。「丁は甲より下位ではない」かつ同順位なしより丁>甲。よって丁>甲>乙>丙となり、1位は必ず丁(D)。甲は丁より下なのでAは誤り、順位は一意に定まるのでCも誤りです。
Q16
「全社員が参加した会議が(少なくとも一つ)存在する」という文の否定として最も適切なのはどれ?(作用域に注意)
正解: C) どの会議についても、参加していない社員が少なくとも一人いる。
元の文は「そういう会議が存在する(∃会議 ∀社員が参加)」という存在の主張です。その否定は「そんな会議は一つもない」=どの会議をとっても、参加していない社員が少なくとも一人いる(C)。Aは会議を一つに固定して『全員が』だけを否定したもので、『存在する』の部分を否定できていないため誤り。Bは強すぎる別の主張、Dは無関係です。
次に取り組むこと
前提を「入れ子の図」に描き、包含関係を目で確かめてから結論を選びましょう。
選択肢を「必ず成り立つ/成り立つかもしれない/成り立たない」の3つに仕分ける練習をしましょう。
基本問題を1日5問、まずは時間無制限で正確に解きましょう。
本テストは論理的思考の傾向を測る参考情報であり、合否や能力を保証する公的資格ではありません。
基礎固めレベル
まずは基礎から。前提を一つずつ図にして確かめると、推論はぐっと安定します。
もう一歩総合スコアと合格ライン
能力領域プロファイル
能力領域ごとのあなたのスコア(100点満点)
領域別の詳しい分析
「すべて/一部」を含む前提から、包含関係をたどって確実に言えることを導く力です。逆向きの主張に引きずられないことが要点です。
「もし〜ならば」の条件文を正しく扱う力です。前件肯定と対偶は妥当ですが、後件肯定・前件否定は無効だと見分けられると安定します。
「〜より大きい/速い」などの推移的な関係から、順序や配置を組み立てる力です。条件を一列に並べ直すと確実に解けます。
「すべて・一部・〜でない」の量化と否定を正確に扱う力です。否定の作用域を取り違えないことが要点です。
あなたの強み
最後まで取り組む姿勢があり、ここから積み上げられます。
身近な言い回しの設問では、意味を読み取れています。
解説を読み返せば、考え方をつかみ直せます。
伸びしろ
「すべて・一部・〜でない」など、量や否定の言葉の扱いに不確かさが出やすいです。
規則や数量条件を見つける前に、手が止まりがちです。
前提が保証する範囲を、勢いで超えて選んでしまうことがあります。
詳しい分析
このテストは論理的思考を複数の能力領域で測ります。今回は基礎固めレベルですが、これは能力の限界ではなく、論理の言葉づかいにまだ慣れていないサインです。どの領域から始めるとよいかは、上のレーダーと設問ごとの正誤で確認できます。まずは間違えた設問の解説を音読し、前提を入れ子の円に描いて「必ず言えること」だけに印をつける——この練習から始めると、土台が安定します。
設問の解説
Q1
すべてのバラは花である。すべての花は植物である。必ず正しい結論はどれ?
正解: C) すべてのバラは植物である。
包含関係の推移です。バラ⊆花⊆植物なので、すべてのバラは必ず植物です(C)。Aは逆向き、Bは前提と矛盾、Dは限定しすぎで、いずれも保証されません。
Q2
「スイッチを入れればファンが回る」。スイッチを入れた。必ず正しいのはどれ?
正解: B) ファンが回る。
条件文の肯定式(前件肯定)です。前件「入れた」が成り立つので、後件「回る」が必ず言えます(B)。Cは後件から前件を導く誤り(後件肯定)で、この向きは保証されません。
Q3
川はプールより長い。プールは池より長い。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 川は池より長い。
「〜より長い」は推移的です。川>プール>池 より、川>池(A)。Cは逆、Bは最長が川なので誤り、Dは等しいと言える根拠がありません。
Q4
「この棚の本はすべて新品だ」の論理的な否定はどれ?
正解: D) 少なくとも一冊、新品でない本がある。
「すべてが新品」の否定は「少なくとも一冊は新品でない」(D)。A・Bは反対(すべて新品でない)であって否定ではなく、Cは元の主張と両立するため否定になりません。
Q5
すべての外科医は慎重だ。一部の講師は外科医だ。必ず正しいのはどれ?
正解: B) 一部の講師は慎重だ。
一部の講師は外科医=慎重なので、一部の講師は慎重です(B)。Aは「すべて」に強めすぎ、Cは逆向き、Dは前提と矛盾で、いずれも前提が保証する範囲を超えます。
Q6
「水を注げば芽が出る」。芽は出なかった。必ず正しいのはどれ?
正解: A) 水は注がれなかった。
対偶です。「芽が出ない」→「水は注がれなかった」。もし水を注いでいれば芽が出たはずなので、出なかった以上、水は注がれていません(A)。Cは前提にない事情の推測で保証されません。
Q7
リンはメイより速い。ノアはリンより速い。メイはケイより速い。最も速いのは誰?
正解: D) ノア
ノア>リン>メイ、かつメイ>ケイ。まとめるとノア>リン>メイ>ケイ。最も速いのはノア(D)。ケイは最も遅いのでCは誤りです。
Q8
「一部の商品は割引中だ」の論理的な否定はどれ?
正解: A) どの商品も割引中ではない。
「一部は〜だ(少なくとも一つある)」の否定は「一つもない(すべて〜でない)」(A)。Bは「別の一部が〜でない」と言うだけで元と両立し、Dも同様に否定になりません。Cは反対方向です。
Q9
すべての導体は電流を通す。木材は電流を通さない。必ず正しいのはどれ?
正解: C) 木材は導体ではない。
対偶を使う三段論法です。導体→電流を通す の対偶は「電流を通さない→導体でない」。木材は電流を通さないので導体ではありません(C)。Bは逆で、導体以外にも電流を通すものはあり得るため保証されません。
Q10
「面接を通れば内定が出る。内定が出れば入社できる。」レイは面接を通った。必ず正しいのはどれ?
正解: D) レイは入社できる。
条件を二段つなげます。面接通過→内定→入社可 なので、面接を通ったレイは入社できます(D)。A・Bは前提にない選択を推測しており保証されません。
Q11
5冊が左から右に本棚に並ぶ。青は赤のすぐ右。緑は赤より左のどこか。黄は青のすぐ右。並び順として必ず正しいのはどれ?(左から右へ)
正解: B) 緑は必ず青より左にある。
左からの順序は 緑 … 赤, 青, 黄 の並びが確定します(青は赤のすぐ右、黄は青のすぐ右、緑は赤より左)。赤より左に緑があるので緑は青より左(B)。黄の右に別の一冊が来る余地があるためAは不確定、緑の左に一冊来る余地があるためCも不確定、赤と緑の間に別の本が挟まる余地があるためDも不確定です。
Q12
「このチームの全員が計画と実行の両方が得意だ」が偽だと分かった。必ず正しいのはどれ?
正解: D) 少なくとも一人は、計画か実行の少なくとも一方が苦手だ。
「全員が(計画かつ実行)が得意」の否定は「少なくとも一人は(計画かつ実行)が得意でない」=「その人は計画か実行の少なくとも一方が苦手」(D)。A・B・Cは「全員」や片方の全否定まで踏み込みすぎで保証されません。
Q13
「すべてのコウモリは鳥である。コウモリは翼を持つ。ゆえに一部の鳥は翼を持つ。」この推論の評価として最も適切なのは?
正解: A) 推論の形式は妥当だが、前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている。
三段論法の形式は妥当で、前提が真なら結論も導けます。問題は前提『すべてのコウモリは鳥である』が事実として誤っている点で、妥当性(形式)と前提の真偽は別物です(A)。コウモリは翼を持つのでDも誤りです。
Q14
「正会員であれば会員証を持っている」。ある人を調べると会員証を持っていた。この事実だけから必ず言えるのはどれ?
正解: C) この事実だけでは正会員かどうか決められない。
「正会員→会員証あり」からは、会員証の有無だけで正会員とは断定できません(正会員でない人にも会員証を持たせられる=後件肯定は無効)。よって決められない(C)。Aは後件肯定の誤り、Dは対偶をとり違えています(正しい対偶は『会員証がなければ正会員でない』)。
Q15
4社の売上順位について次が分かっている。「甲は乙より上位」「乙は丙より上位」「丁は甲より下位ではない」。同順位はない。1位は必ずどの社?
正解: D) 丁
甲>乙>丙(上位=順位が上)。「丁は甲より下位ではない」かつ同順位なしより丁>甲。よって丁>甲>乙>丙となり、1位は必ず丁(D)。甲は丁より下なのでAは誤り、順位は一意に定まるのでCも誤りです。
Q16
「全社員が参加した会議が(少なくとも一つ)存在する」という文の否定として最も適切なのはどれ?(作用域に注意)
正解: C) どの会議についても、参加していない社員が少なくとも一人いる。
元の文は「そういう会議が存在する(∃会議 ∀社員が参加)」という存在の主張です。その否定は「そんな会議は一つもない」=どの会議をとっても、参加していない社員が少なくとも一人いる(C)。Aは会議を一つに固定して『全員が』だけを否定したもので、『存在する』の部分を否定できていないため誤り。Bは強すぎる別の主張、Dは無関係です。
次に取り組むこと
「すべて・一部・〜でない」をイラストや図で確かめる、基礎の言いかえ練習から始めましょう。
前提を入れ子の円に描き、確実に言えることだけに印をつけましょう。
やさしい基本問題を1日3問、答え合わせと解説の音読をセットで続けましょう。
本テストは論理的思考の傾向を測る参考情報であり、合否や能力を保証する公的資格ではありません。
こんな方におすすめ
演繹的な推論力を集中的に鍛えたい人、就職・進学の適性検査で論理問題の対策をしたい人。
結果の見方
総合スコアと到達レベル、4つのサブスキルプロファイル、設問ごとの正誤と解説、強みと伸びしろ、次に取り組む学習ステップを表示します。
このアセスメントは 1 セクション、16 問です。
回答開始後は言語の切替ができません。必要であれば開始前に言語を切り替えてください。